つわりがあまりにもツラかった話
今日は突然ですが私のつわり体験を語りたいと思います。(笑)
ブログやってみたら語りたくなった過去の経験No1。
長くなりそうですが、よかったら見てみてください…
約3年前の話。妊娠検査薬で妊娠がわかって、すぐに病院に行きました。
そのころが妊娠5週とかかな?全くつわりの症状がなく、完全に余裕こいてました。
よくドラマで見たりする妊娠のシーンって、急に吐き気がきて→もしや妊娠?の順なので、
無知な私は、妊娠した!→つわり の順のパターンもあるなんて知らなかったんですよね(笑)
鮮明に覚えているんですが、病院へいったのが月曜日。
その週末の土曜日にミートソースパスタを作って食べたんですが、食べた感覚がいつもと違って、不快感があるというか。思い出してもなんか気持ち悪いみたいな。
日曜日に急に食欲がなくなり、夫が一人で醤油ラーメンをゆでて食べていたときのにおいが耐えられなくなりタオルで鼻を覆った。そして刻々とその瞬間から一気に体調がおかしくなっていった。
月曜日、在宅勤務も無理なほど気持ち悪くお休み。
絶え間なく出るよだれ。体は火照って大量に汗をかき、ひたすら眠気。。吐き気。
次の日はもう会社にお休みのメールを打つことさえままならないほどの吐き気。
もはや画面も見れず、課長に「妊娠してつわりっぽいのでちょっと休みがちになるかもしれません。。」と死ぬ気で電話。
”休みがち”どころではない症状が来るとも知らずに^^
※結局仕事は丸2か月間お休みさせていただきました
ここから地獄を這うごとく世にも恐ろしいつわりとの闘いが始まります。(笑)
↓わたしのつわり症状↓
①よだれがとまらない
(これは最初の1週間で終わった)
②胸から上が火照る、
(特に顔、手のひら。冷えピタ必須)
③生活上のすべてのにおいがNG
(人・食べ物・犬・花・部屋 のにおい)
④寝返りを打つと嘔吐
⑤夫に声をかけられると嘔吐
(三半規管へ音の刺激によるもの)
⑥歯磨きすると嘔吐
⑦お風呂に入ると嘔吐
(シャワーが体に当たる・湯気のモワッと感が耐えられない)
⑧声を発すると嘔吐
(声出すにも力使うじゃないですか、それがもうダメなの)
⑨水飲めない
⑩食事が摂れない
それはそれは、本当につらくて、ひたすら寝て嘔吐するだけの物体と化していました。
眠りが浅いのか、眠くて何も手につかないという夢を見る。これもつらかった(笑)
初めて経験する症状ばかりで、ただただ自分の身に何が起きているのかわからず、ひたすら吐き気と戦い、まあ余裕でその戦いには負けてトイレへダッシュ。
1日最低5回は吐いていた。10回吐く日もザラである。もはや数えていませんが。(笑)
ベットで体を起こすことも不可能になり、排泄のためのトイレもいけなくなったのに、嘔吐のためのトイレならいけるんだよね(笑)
1日の中で唯一自分の体を起こして歩く時間でもある(笑)
食欲はほぼなかったんだけど、摂取できたものがありました↓
①レーズンパン
②オレンジジュース
③リンゴデニッシュ
この3つが私の生命線。ちなみに普段は全く食べないもの。
これも1日を通して食べられるわけではなく1日のどこかで食べられそうな時間がピンポイントでやってきて、そのときにすかさず夫にLINEし、ベットの横に持ってきてもらう。
※1日を通して食べられそうな時間がやってこない日ももちろんあります^^
本当に1日飲まず食わずなのに、胃液や胆汁を吐くだけの日も。
そして食べる際は決して温めてきてはならない。冷えてぬくもりのないものでないとだめなのです。夫も謎要求多くてもよく寄り添ってくれたと思う。
逆に全く受け付けなかったというか、もう考えただけでも吐けたものは、
出汁を使う料理、主に和食ですね。味噌汁とかもう、、あったかいし、、出汁・味噌。。。考えただけで(笑)
出産後まで怖くて和食はほぼ食べられませんでした。
日中の過ごし方といえば、天井の模様を眺めること。(笑)
「あ~あの模様は人の顔に見えるな~」とか「あ、あっちの模様はぞうさんみたい~」とかしか思考できることがないのです。(寝返りも打てないので)
これもつわりの思い出です。
あとは時計の秒針をただ見つめていました。とにかく時間が先に進んでつわりが終わってほしい。それだけが私の願いでした。
14週を過ぎるとだいぶ落ち着くらしいと言われていたのですが、まじで14週過ぎても終わらない…。全く終わる気配がないのです。絶望でしかなかった。
GoogleやTwitterでひたすら「つわり つらい」「つわり いつ終わる」「つわり 〇週」とか調べて他人のつわり体験を見るのですが、自分よりひどい人になかなか出会わない。
なんで私ばっかりこんな目に。。(もちろん私よりひどい人もいます)
つわりがない人もいるのを聞くと、ほんとに同じ人間なのか疑うと本気で思ってました(笑)
いまだになぜ私だけがあんなにつらかったのかと思いますが。
おそらく、前世で極悪人だったとかでしょう。それくらいしか理由は見当たりません。
ちなみに私の通っていた病院は悪阻では入院できない病院でした。夫も在宅勤務で家にいたので、私の場合はなんとかやりくりできたけど…。
悪阻で入院した友達と話すといつも、それ入院レベルだよwって言われます。通っている病院が入院できなかったら、入院するべきひとも入院できないのか?とかよくそこが今でもわかりません。
結局つわりが終わりを迎えたのは22週とかだった気がします。
あのつらい日々は何だったんだと思うほど、体が軽くなって笑顔が戻りました(笑)
あと、自分でも驚いたのが、怒りの感情も戻ったのです。戻るまで気づきませんでしたが、あるとき夫にイラっとしたとき、この感情久々だなと思いました。
自分のことに精一杯で他人に怒りの感情を持つことすらできなくなっていたんですね(笑)
つわりが終わっても、頭痛や腰痛やこむら返りや、まあいろいろとマイナートラブルは発生しましたが、つわりに比べるとなんでもへっちゃら過ぎて、出産も全く怖くもかゆくもありませんでした(それは盛りました)
夫の部屋に顔を出したとき、普段無臭なのに、部屋のにおいが臭すぎて(ごめん)、吐いたり、
つわりピークが自分の誕生日で夫が花束を買ってきてくれたんですがその花の匂いが臭くて(本当はいいにおい)、吐いたり、
在宅勤務の夫が仕事の合間を見て「大丈夫か~?飯は食えるか~」と聞いてくる声が刺激で、吐いたり、
やっとネトフリくらいは見れるようになった頃も、1話1話のほんの合間「次のエピソードへ進む…」みたいなタイミングで必ず嘔吐時間がやってきたり(おそらく集中力が途切れる瞬間)、
とまあ今思い返すと笑えます。(笑)
だれか今つわりに苦しんでいる人がいるならば、私のようなつわりがひどい人もいるので、何も励みにはならないかもしれないけど、気持ちを分かってあげられるよ…という思いで書いてみました。
まだエコーで見ても人の形もしていないし、体動もないし、性別もわからないし、おなかも出ないし全くおなかでは妊娠している兆候を感じないので、妊娠に対しての実感がない。なのにつわりだけものすごいダメージを与えてくる。
妊婦=幸せ なんてイメージとは程遠かった。
母性も別に出てこないし、自分を生かすことに必死で人間としての尊厳すら失いかけてました。
ただ、絶対に終わりはくる!(最悪、出産したら終わります)
←つわり中にこの言葉いわれるの本当に嫌だったな(笑)
そして生まれてからでも母性はわいてくる!
ひたすらつわりに耐えてくれた自分、ありがとう!あの時耐えていなかったらこんな可愛い何にも代えられない宝物には出会えてなかったよ…!
(つわりなくても生まれてきたらみんなわが子に抱く気持ちは一緒だと思うので、つわりは無いには越したことないよね^^)
もう絶対にあんな経験はしたくないです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!←
おわり